母・弟来訪(1日目)

 夏休みを利用して8/9-8/13に母親と弟がシカゴを訪問する。母親にとっては初めてのアメリカであり、初めての海外旅行である。弟は仕事で年に1回の割合でアメリカに来ている。
 お昼にO'hare空港で2人と合流した後、荷物を預けるためにホテル(Homestead Hotel)にチェックイン。
http://www.thehomestead.net/index.html
ホテルでしばし休憩した後に、短い滞在時間を有効に使うべくシカゴのダウンタウンにCTA"L"で赴く。まず始めに訪問したのはシカゴ美術館(The art institute of Chicago)である。美術館に到着したのは15:15分くらい。ちなみに閉館は17:00である。美術館鑑賞にはかなり短い時間である。母親と弟は美術館に入館した後に、1時間45分と言う鑑賞時間が非常に短いことに気付く。
http://www.artic.edu/aic/
美術館ではゴッホ、モネ、マネ、ロートレックゴーギャン、スーラ、ドガ、カイユボットらの印象派の作品が数多く所蔵されている。
また、ミロ、ピカソ等の20世紀絵画も豊富である。また、日本美術ギャラリーで北川歌麿の版画が数多く展示されていた。
3人で足の疲れを忘れて、美術鑑賞を堪能する。

美術館堪能後には近くの"COSI"でカフェとマフィンを堪能し、ミシガンAveを北に向かいながら、シカゴメインストリートをWindow shoppingする。
最後にお馴染みのJonh Hancock Centerのラウンジでビールと夜景(夕方かな)を堪能した後にエバンストンへの家路につく。ラウンジの夜景撮影が玄人の域に到達しつつあるYASUであった。

Oさんイスラエルに帰る

同室のOferさんがイスラエルに帰国する日がやってくる。Oferさんとは毎日昼食にも行っていたし、何度も家に招待して頂いた。やはり寂しさをぬぐうことはできない。
先週の月曜日(7/31)に再度、家に招待して頂く。そこではOferさん家族と近所の女の子(Oferさんの娘の友達)、Oferさん娘のお友達のお母さんも一緒にバーベキューを堪能する。
色々なお話をしたが、中東諸国と日本の関係を問われた時には、ちょっと言葉を窮した。イランと日本の外交関係はそれほど悪くない、正規の外交関係があると答えたら非常に驚いていた。
Oferさんが「”日本はイランから石油を買わないといけないから”、というフォローに助けられた。」
Oferさんありがとう。
バーベキューを堪能した後に、Oferさんの娘さん達はGame BoyでSupermario brothers 3を堪能していた。驚いたことに"Bボタン"を利用せずにゲームを行っている。YASUがBボタンを駆使してクッパを倒すと拍手喝采(第一ステージをクリアしただけだが)。もう少し前にSupermario Brothersの事を紹介してくれたら、Bボタンを駆使する方法、百烈増加、One-UPキノコの場所等、色々教えてあげられたのに....。ちょっと残念。
Oferさんが帰国する前日(8月6日)には、不要品をまとめてYASUの寮まで持ってきてくれた。今まで使った事が無い調味料等がどっさり入っていたが、サランラップ、アルミホイル、パスタ、塩・こしょう等々、いろいろ有益なものを頂いた。
Oferさんありがとう。
お互い研究者同士なので、国際会議を介して、いつか会うことができると思っている。
テルアビブ(Oさんのホームタウン)は最近騒がしいけどミサイルが飛んでこないことを祈りたい。
YASUのNU滞在も残り3か月弱。
写真は大学の居室。奥がOferさんの机。右がYASUの机。

Lakeshore Arts Festival

Whole foodsに買い物に出かけた後に、湖岸沿いを通りながら大学に向かう。
いつもと異なり、湖岸(Dawes Park: Homestead hotelの近く)がにぎやかである。
湖岸まで近づいてみるとFestivalが行われているようである。Festivalは”Evanston Lakeshore Arts Festical”と銘打ったものである。
http://www.cityofevanston.org/departments/parks/lakeshore.shtml
1972年から毎年8月最初の土日に行われる行事であり、今年で34回目。
Festivalには沢山のテントが張り巡らされており、そこではアマチュア(と思われる)Artistが思い思いの作品を出展し、それをお客に売りさばいている。
中央の噴水口にはステージがあり、そこではjazz, classical music, a silent art auction等のアトラクションが行われていた。
大学に向かうまでにしばしの時間、JAZZに耳を傾けながら、テントに展示された様々なArtを堪能したYASUであった。

近場サイクリング

当初はEngelhart Hallから北に数km行ったところにあるDominick'sに買い物に行く予定であったが、運動不足を感じていたのでちょっとした運動をかねて近くをサイクリングする。
http://www.dominicks.com/
経路は簡単だ。NUキャンパスまで行ってから、Central STを通ってDominick'sに行く経路である。理由はRyan field Mcgaw Hall (NUアメフトチームのホームグランド)を眺めて見たかったから。9月にはアメフトリーグが始まるので帰国前に1回は観戦してみたいと思っている。
http://www.cstv.com/auto_pdf/p_hotos/s_chools/nw/sports/m-footbl/auto_pdf/ryan-field-gameday05
しかし、サイクリングを始めて15分もする内にRyan fieldまで到着してしまう。これでは運動にはならない。ということで、北隣のWilmette cityまで自転車で向かい、Baha'i House of Worship (バハイ寺院)を外からゆっくりと眺める。
http://www.bahai.us/bahai-temple
バハイについては以下のURLを参照。僕にはよく分からないがペルシャ地域で始まった比較的新しい宗教らしい。
http://www.bahaijp.org/nsanew/index.html
建物自体は1953年に建立され、美しい庭園と噴水に囲まれた教会である。建設には40年以上かかっており、ドーム型のオーディトリアムは国家歴史登録財にも指定されているようだ。
ドームの眺めを外から堪能した後は、Wilmetteの高級住宅街(WilmetteはChicagoの高級住宅街の一つ)をのんびりと眺めた後に目的のDominick'sに到着する。

汗もたっぷりかき、良い運動ができた。ちなみに本日は今夏もっとも暑い一日だったらしい。とは言っても気温は30℃ちょっと。名古屋に住み慣れたYASUとしては快適な気温であった。下はバハイ寺院の写真。

水難

①7/26(映画を見に行った日)
夕方18:00頃に実験室をふらっと覗いてみたところ、実験室が滝に....なっていた。クリープ試験炉の冷却ホースが水圧により外れてしまい、冷却水が壁に向かって勢い良く放たれていた。まずは冷却水を停止しようと思うものの、勢いがすごいので2の足を踏む。「PhDの学生もしくはポスドクの方に連絡して(特に炉の管理者)対応してもらった方が無難だな」と思い、居室に走るがだれもいない....
まだ18:00だぞ( ゚Д゚)ハァ?...と心の中で叫ぶ。
仕方が無いので意を決して、ずぶ濡れになりながら炉に近づき冷却水を停止する。
幸運にもYASUが発見したのは冷却ホースが外れてからそれほど時間が経過しておらず、また実験室も1階であることから他の研究室に被害が及ぶことは無かった。
(その後はせっせと床を拭く作業を始める。床拭き作業を掃除のおばちゃんに下請け(track down)出来ることを知るまで30分間を要する。)
②7/27
 実験を終えて居室に戻ってきたところ、ミシガン湖の沖で積乱雲が形成されていく様子を窓越しに発見する。シャッターチャンス!と思い、湖畔まで(200m程度)をダッシュする。写真は撮影できたものの、撮影と同時に(当然の事だが)豪雨がやってくる。急いで研究室に戻るものの、昨日と同様ずぶ濡れになり果てる。

どうやら今週は水難の相が出ていたらしい。

Summer Cinema

Northwestern大学のノリスセンターでは6月末から8月上旬まで屋外での野外映画を無料で企画している。
http://www.norris.northwestern.edu/prog-sumcin.php
7月5日に放映された映画(Forbidden Planet, 1956)は見に行きたかったがバンクーバに出張中のため断念。どんな雰囲気なのか一度は覗いてみたかったので、ICE AGE2を見に出かける。
ICE AGE2の内容は以下のURLを参照。
http://shigemaro.cocolog-nifty.com/kumasan/2006/04/ice_age_the_mel_0095.html
上映時間は夜の9時から。ノリスセンター横の建物(Pick-Staiger Concert Hall)の壁をスクリーンに利用していた。
http://aquavite.northwestern.edu/maps/buildinglookup.cgi?lookupid=108
ノリスセンター横には広い芝生が広がっており、そこにシートを引き、思い思いの格好で多くの人が寝そべりながら映画を堪能していた。
2時間野外で映画を堪能していても蚊に悩まされることは無いし、汗ばむ事もない。おどろいたことに、蛍が時々光を放ちながら彷徨する。
映画のストーリは分かりやすく、聞き取れないセリフが多々あったが、全体としてのストーリは十分に満喫することができた。
Summer Cinemaは残すところ後2回。残りの2回はいずれもシェークスピアの作品である。原作を知らないと理解するのはちょっと難しそう。
ということで、Summer Cinemaの堪能は今回のみとなりそうである。

Aki姉さんシカゴ一泊

21日はAki姉さんがエバンスビルからシカゴ(O’hare)を経由して成田に向かって帰る日である。運の悪いことに天候悪化によりエバンスビル-O’here間の飛行機の出発が大幅に遅れてしまい、O’here-成田行きの飛行機に乗り遅れてしまう。そのためAki姉さんはシカゴに1泊することとなる。
21日のエバンストンの天気は少し雨がぱらつく程度。しかしシカゴの回りではThunderstormが荒れ狂っていたらしく、数多くの欠航便が生じたらしい。欠航便の増加はAki姉さんのホテルの予約に大きな影響を及ぼす。欠航便が多数発生したために、近隣のホテルがどこも満室でなかなかAki姉さんの宿泊先が決まらない。エバンストン近傍のホテルもどこも満室である。
Aki姉さんが宿を探し始めてから約4-5時間後、幸運にも(23時頃に)アーリントンハイツ(Mitsuwaがある町)で手頃なホテルを見つけることに成功する。
Aki姉さんお疲れさまでした。飛行機&日曜日(23日)にゆっくりお休みできたことをお祈りします。
写真はO’hare空港(Terminal 1)の写真。今月初めにバンクーバに行く際に撮影。