Aki姉さん来訪2&災難

 Aki姉さんが15:48のフライトでエバンスビルに旅立つため、オヘア空港まで送るためにレンタカーを借りる。借りたレンタカーはダッチのネオン。Budget(レンタカーの会社名)のロゴ入りの目立つ車であった。初めてアメリカで車を運転するわけであるが、日本で左ハンドルを乗っていた事も手伝い、比較的簡単に運転に順応する(一回だけ交差点で反対車線に入ろうとしてしまう。それはご愛敬)。下はアメリカでの愛車第1号。

 Aki姉さんにNorthwestern大学のキャンパス(ノリス近辺)を案内し、Old orchardショッピングセンターでちょっとした買い物をした後にオヘア(ターミナル3)に無事到着する。
 http://odekake.us/topic_old_orchard.htm
 Aki姉さんが横にいたおかげで、気を楽にして運転することができたし、運転に慣れることもできた。感謝・感謝である。
 オヘア空港でランチをしようと思ったが、セキュリティーチェックをした後でないと売店には入れないようである。そこでAki姉さんとのランチは断念し、家路に帰る。
 災難はその直後に襲いかかる。昼食をオヘア空港の駐車場近くのマクドナルドで済ませた後、10分ほど車を走らせたところで左前タイヤがパンクする。ひじょーに運が悪い。当初はオヘア空港からドライブもかねてGURNEE MILLS アウトレットストア(ウィスコンシンとの州境あたり)まで行く予定であったが、予定は当然変更。
http://gurneemillsmall.com/
何とか車を路肩に移動させる。Evansotnまでは20kmも無いので、汗だくになりながらスペアタイヤに交換し(本日はシカゴは記録的な猛暑だったらしい)、無事にEvanstonまでたどり着く。大学時代に古い車に乗っていたのでスペアタイヤ交換くらいは何とかなる。AAAにも入っていないので、自分一人でトラブルシュートできてほっとしている次第である。


 今日の夜はAki姉さんに空輸してもらったカレーである(空輸ありがとうございました)。スペアタイヤで牛肉と野菜をJewel Oscoに買いに行く。Tomoに空輸してもらったソースも利用してカレーが無事に完成。味は日本で作っているカレーと全く一緒だ。非常に懐かしい。5人前作ったので冷凍してしばらく堪能する予定である。

Aki姉さん来訪  

Aki姉さんが7/14-16にシカゴを来訪する。17-20にエバンスビルのお友達の家を訪問するため、その合間にエバンストンに立ち寄ってくれた。ちなみにEvansvilleはインディアナ最南の町であり、雄大なOhio川の川沿いに位置する。7/15はAki姉さんと一緒にシカゴのダウンタウンに電車(CTA)で向かい、シカゴクルーズ、CUBS観戦、ジョンハンコックセンターの夜景を堪能する。以下は各訪問地の出来事をラフに紹介。
①シカゴクルーズ
http://www.wendellaboats.com/
TOMOと5月に乗船したミシガン湖畔&シカゴ川クルーズ(90分)を堪能する。天気は快晴。気温は30度程度。シカゴでは真夏の気候といっても過言ではない。クルーズを楽しむ前に強い日差しに備えてWalgreenサングラスを購入する。ミシガン湖畔から眺める摩天楼は青い空と絶妙のコントラストを醸し出していた。下の写真はミシガン湖畔からの摩天楼の絶景。

クルーズにはサプライズが一つ。ミシガン湖畔の水門手前の噴水口から、威勢の良い放水が放物線を描いていた。船は放物線の真下を通過する。服が濡れるのが気になる方は屋根の中に隠れた方が良いとのアナウンスがなされるものの、水しぶきがかかる程度だろうとタカをくくり、オープンデッキで放水の写真を撮るべく待機する。放水の真下をくぐるときに判断が間違えだったことに気付く。気付いた時にはジーパンまでびしょびしょであった。まあ、90分間のクルーズ中に殆ど乾いてしまったので良しとしよう。下は放水の下をくぐり抜ける直前の写真。

②CUBS観戦
シカゴCUBS V.S. ニューヨークMETSの試合を観戦するためにWrighley fieldを訪れる。煉瓦むき出しのフェンス、煉瓦に絡まるツタ、青々とした芝生と煉瓦のコントラストは全米一の美しさを誇るを見事に証明していた。試合の結果は以下の通り、
http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/news/boxscore.jsp?gid=2006_07_15_nynmlb_chnmlb_1
6回まで投手戦が続くものの、6回表にCUBSのピッチャー(Zambrano)が疲れ、2点を先制される。疲れた理由は5回の裏の攻撃で盗塁を決めたため。ピッチャーがどたどた足で盗塁を決めたのを初めて見た。メッツの守備に問題あり。CUBS打者の打率は軒並み0.25以下なので勝負ありかと思ったが、6回裏から猛攻が始まる。単打の連続で6,7回に一挙9点を入れて勝負を決める。まるで2004年のドラゴンズを見ているようであった。逆転劇の歓喜を地元ファンと、ビールと、Aki姉さんと一緒になって分かち合うことができた。当初の席は5階席だったが、8回裏には人が帰り始めたため、1階席に移動して選手を間近に感じながら野球を観戦する。下の写真はかぶりつき観戦中の写真。

③ジョンハンコックセンターの夜景
20時30分にジョンハンコックセンターのラウンジ(96階だったかな?)に赴き、夜景を堪能する。Aki姉さんとどのようにすると夜景がうまく撮影できるか談義しながら、夜がくれるのを眺める。下は談義の成果。

ラビニア

7月10日の出来事について。
バンクーバの国際会議に出席していたMatsu先生(昨年NUのDavid先生の元でYASUと同じケースで滞在されていた先生)がNUに立ち寄ってから日本に戻るということで、エバンストンを訪問された(10-12日)。10日の夕方にM先生のご提案でRaviniaに赴く。
http://www.ravinia.org/
Raviniaはシカゴ北部にある屋外コンサート場である。クラッシックからポップスまで幅広いコンサートが行われている。M先生とYASUが訪れた際はChicago交響楽団のコンサートが行われていた。RaviniaまではDavis st.からメトラ(通勤用近郊電車)に揺られて20分ほどである。ちなみに初メトラである。
http://www.metrarail.com/
ラビニアの内部は座席があるホール形式の会場と、その後ろに広がる芝生により構成される。音楽を真剣に聴きたい人はホールの座席に座り、音楽はBGMとして仲間と語らうことを目的に来る人は芝生にシートを敷き、自宅から持ってきたお弁当やお酒を肴に静かに盛り上がる。


我々は芝生席の席を購入する。まずは腹ごしらえをするために芝生の横のカフェテリアで
会場内で購入したハンバーガとピザ(もちろん+ビール+持ち込み赤ワイン)を頬張る。
腹ごしらえを完了した後に芝生に移る予定であったが、地元の話・地元の大学の話・M先生の在外研究時の話・・・・・・で盛り上がり、気付いてみれば帰る時間。音楽は完全にBGMと化していた。
音楽は・・・・であるが、Matsu先生との会話とハンバーガとお酒とRaviniaの雰囲気を十分に満喫した夕べであった。ラビニアにご一緒して頂いたM先生にあらためて感謝。

市内散策

7月3日〜9日にバンクーバに出張に赴く。会議の合間に市内をAmpikaと散策する。
以下は散策した場所の紹介。
(1)キャピラノ橋
ダウンタウンからシーバスでNorthバンクーバに向かい、バスに揺れること10分程度。
http://canadamanual.com/vancouver/vancouver_capilanobridge.htm
ダウンタウンバンクーバの開拓の歴史とネイティブカナディアンのについて、易しく教えてくれる観光地。長さ140m、高さ70mの吊り橋は非常に低い周波数で心地悪い揺れを提供してくれる。帰る際には少々頭が回ってしまう。

(2)グラウス山
http://plaza.rakuten.co.jp/kirkhanawa/diary/200309040000/
カピラノ橋からさらに10分ほど行くとロープウェイの発着地に到着。そこから一気に標高1000m上まで我々を運んでくれる。冬にはスキー場になるらしい。山頂の気温は10℃程度。ウィンドブレーカを持ってこなかったのが悔やまれるところ。山頂では木こりショー(丸太の早切り、木登り、水に浮いた丸太乗り等々)を凍えながら堪能する。

(3)スタンレー公園
http://canada1pic.hp.infoseek.co.jp/van_pic_stanly.htm
ダウンタウン西部に位置する大きな公園。レンタサイクルを借りて2時間ほどかけて一周する。Lion gate bridge、グラウス山等の眺めを堪能しながらサイクリングを堪能する。

(1)と(3)は10年前にアメリカ・カナダ製鉄所巡りでUBC(州立ブリティッシュ・コロンビア大学)を訪問した際に、一度観光をしたところだ。10年前と何も変わっていないようであった。

グルメ

 7月3日〜9日にかけて出張(国際会議)にてカナダのバンクーバに赴く。バンクーバはアジアから最も近いカナダの大都市であり、シカゴとは較べ物にならないくらい中国系・日系・韓国系の人々を見つけることができる。通りを歩いているとしょっちゅう日本語が聞こえてくる。バンクーバの名物料理といえばWest coast料理(海鮮料理)であるが、見渡す限り、最低$50以上はするようであり、値段がお手頃では無い。
 ということで、バンクーバではシカゴでは食べる機会の無い、日本料理、中華料理をメインに食べ歩き(という程では無い)を開始する。

 7月3日夜:とにかく寿司が食べたい。Robson通りとSymour通りの交差点あたりの吉寿司と言う日本食屋に発作的に入る。チラシ寿司を注文、ビール込みで20カナダ$。驚いたことに日本語は通用せず。味は....食べられる。蟹はカニカマだった。今考えると20カナダ$は高すぎた。

 7月4日夜:大学時代にお世話になった助教授の先生(I先生)と学生の3人でチャイナタウンに赴く。地球の歩き方に記載の中華料理店「富大海鮮酒家」にて65カナダ$の中華料理(4人向き)を3人で満喫する。鶏ガラスープ、八宝菜、蟹(エビチリ風)、とり料理(北京ダック風)、インゲンと肉料理、デザート(タピオカ)...ボリューム満点。味も悪く無し。さすがに4人分は多すぎた。
http://www.vancouver-chinatown.com/english/index.html
下の写真はチャイナタウンの正門。

 7月5日夜:発表準備もあるのでホテルでマック。シカゴと同様Lサイズを注文するとバケツコーラがやってくる。

 7月6日:昼は同研究室のAmpikaと一緒にガスタウン周辺(Water StとCordova Stの交差点あたり)のお寿司屋に行く。カリフォルニア巻き+にぎりセットが10カナダ$。日本語も通じるし、お味も日本とひけを取らず。美味。良心的お値段。
夜はバンケット。同じ職場のMatsuさんやT大学の先生とK研の話題で盛り上がる。

 7月7日:昼は会議場(Farmondホテル)近くのラーメン屋(中華楼)でラーメン定食(9カナダ$)。日本で食べたら二度と行くまいと思わせる、麺のコシ。ラーメンが恋しかったYASUとしてはそれでも大満足。餃子はうまい。というかラー油の味を久しぶりに堪能した。ビバ・ラー油。
ちなみに本日は発表日。疲れた夜はマックでお化けコーラを飲んで就寝。

 7月8日昼&夜:昼は懲りずにAmさんと近くのラーメン屋(中華楼)でチャーハン定食(9カナダ$)。うまい。夜はチャイナタウンの「新城」で中華饅頭三昧。サワースープ、鳥の唐揚げと一緒に満喫。一人10カナダ$。饅頭一つ1ドルでお買い得。辛さが控えめだったのがちょっと残念だが、十分満足できるお味。

 7月9日:朝3時30分に起床してシカゴに向かう。

半分経過

3月にこちらに赴任してから早4か月。はやくも日程の半分が過ぎてしまった。仕事はそれなりにはかどっているものの、月日の経過の早さに戸惑いを隠せない今日このごろである。
明日からは出張でバンクーバ(カナダ)に行く予定である。International officeでDS2019にサインをもらったし、発表準備もそれなりに整えたので準備は万端だろう。バンクーバの名物はやはりシーフードだろうか?グルメ情報についての準備はまだまだ。飛行機の中で地球の歩き方を読みながら予習を行う予定である。
自炊のメニューも少しマンネリ化してきたので、来週一週間は外食を楽しみたい。
下は最近の自炊作品(比較的成功した作品)
上から、他人丼、ちらし寿司(ちらし寿司の元はTOMOの置きみやげ)、ホワイトソースパスタ(Fさんの置きみやげ)。


7月3日から国際会議でバンクーバへ出張予定。今週はもろもろの準備をすべく休日は研究室。
本日の出来事とは関係ないが、NUの池(ノリスセンターの正面)で虹をよく見かける。下の写真は6月17日に撮影。撮影に失敗したものの先月にはダブルの虹も確認。
なお、こちらではお天気雨に遭遇することがしばしばある。虹とお天気雨の関係を調べてみた。
http://www9.plala.or.jp/oecchi/weath_tri1.htm
http://www.laser.phys.tohoku.ac.jp/~yoshi/hikari21.html

どうやら太陽が出ていながらも、太陽と反対方向(対日点)で球形の雨が振っていると虹が出やすいらしい。恥ずかしながら、日光に雨粒が反射することにより虹が発生することを今知ったYASUであった。
そういえば、4月当初には日本ではなかなかお目にかからない”あられ”も経験した。今後も名古屋ではお目にかかりにく天気に遭遇できるかもしれない(名古屋ではなかなか虹を見かける機会がなかった気がする)。
ちなみにEngelhart Hallの案内には竜巻が来たときには地下に逃げ込むようにとも記載してある。竜巻はちょっとごめんこうむりたい。