ステーキ&McGill大学

10/1-10/6まで国際会議に出席するためにモントリオールに滞在する。Chicago, O'Hare空港から約2時間。モントリオールの人口は320万人を越え、パリに次ぐ第2のフランス語圏とのこと。街の中にはフランス語の看板が立ち並び、英語表記はなかなか見つからない。やっかいなところに来たかもしれない。しかし、マクドナルド、サブウェイ等のファーストフード、もしくはスーパーマーケットでもおばちゃん、おじちゃん達は気軽に英語で会話をしてくれる。中学の授業(地理)で習ったカナダ(カナダ人はバイリンガル)がここにはあった(ケベック州のみバイリンガル圏のようである)。
会議は10/2-10/4まで開催され、10/5は工場見学に参加、10/6にシカゴに戻る予定であった。ところが、3週間ほど前に工場見学のキャンセルを突然言い渡される。飛行機のフライトを変更できなかったため、10/5はモントリオールの町をちょっぴり散策する。

前半は国際会議中についてつらつら書きとどめる。

国際会議10/2-10/4はどっぷり会議の聴講・発表に集中する。10/3に発表を無事に終了し、その日は日本でお世話になっている先生の集まりに混ぜて頂き、ホテルのInformationお勧めのステーキハウス(La Queue de Cheval)にでかける。

http://www.queuedecheval.com/intro.asp

お店の前には分厚い肉の塊がずらっと陳列されている。こちらのステーキハウスは海鮮料理もお勧めとのこと。お店に入ってメニューを眺めていると、牛肉、ロブスター、帆立等々を陳列したカートを我々のテーブルまで持ってきて、当店のお勧め料理を紹介してくれる。我々は前菜として帆立のバター焼き(日本の大判焼き並みの大きさの帆立)を注文し、20oz(約500g)のカンザスステーキをK先生とシェアする。もちろん上等の赤ワインも注文。
全ての料理がYASUの食生活とは超越した味であった。特にカンザスステーキは絶品。3cm以上の厚みを有するステーキはジューシーで、肉汁+塩こしょうの味だけで満喫できる味である。ステーキソースは必要無し。シカゴの名物はステーキであるが、こんな質の肉は食べたことが無い。
ちょっと酸味が利いたワインも絶品である。YASUがシカゴで愛飲している$8の赤ワイン(Fabian推薦)とは異なり酸味に刺激が無い。帆立のお味も言うまでも無し。
お値段は・・・それほど高い訳では無い。一人当たり3桁($)は行かないお値段である。
モントリオールに滞在する機会があれば是非来店をお勧めしたい。


モントリオール滞在中に利用したホテルはHotel Casa Bellaである。地下鉄のPlace-des-Artsから徒歩5分に位置する。お値段は一泊$80(税別)。普通の2,3星ホテルの宿泊料が$120-150/泊であることを考えるとかなりお勧めだ。しかし、1890年に建造されたホテルのFacilityは必ずしも満足する物では無い。まずはインターネット環境。ワイヤレスでインターネットが利用可能とURLに記載されていたから予約を行ったものの、信号が弱くて接続できず。もう一つは寒さ。暖房が付いておらず夜間はちょっと肌寒い。夜はジャンパーを着て寝たものの、最終日にはちょっと風邪気味となってしまう。
http://www.hotelcasabella.com/PagesAng/accueil.htm

ホテルから会議場までは地下鉄で2駅。モントリオールの地下鉄は乗り心地が非常に良い。理由は簡単。車輪にゴムタイヤを採用しているため。シカゴの”L”と比較すると電車も頻繁に駅に到着するし、運行速度も早い。唯一の難点は料金が高いことか($2.5)。
http://www.stm.info/English/a-somm.htm

10/4の午後にはYASUの専門のセッションが終了する。インターネットカフェで久しぶりにメール・ドラゴンズの活躍(M5!)をチェックする。ホテルに帰宅後には近くのMcGill大学を散策する。McGill大学は1821年創立の英語系の大学であり(モントリオールには英語系の大学とフランス語系の大学が共存するとのこと)、キャンパス内には建設当時の重厚な建物が林立している。建物はモン・ロワイヤル公園(ダウンタウン西の小高い丘(山?))の麓から丘の中腹まで分布しており、散策はちょっとした山登りの様なものだ。写真に見られるような、一見お城の様な建物ばかり。ちょっとした史跡に行くよりもよっぽど見応えがある。
http://www.mcgill.ca/